睡眠にホットミルクが効くってホント?嘘?

「え、あんた今日眠れないの?仕方ないわねえ
ホットミルク作ってあげるからちょっと待っていなさい。」

こんな感じで幼いころ、眠れない夜にホットミルクを作ってもらった経験はないでしょうか。
また、作ってもらったことがなくてもホットミルクが
睡眠促進を促してくれるようなイメージがあるのではないでしょうか。

でも実際のところホットミルクが睡眠の質を高めてくれたり、
寝つきをよくしてくれる効果がどれほどあるのかといわれると疑問点が残りますよね。
そもそもなぜホットミルクが睡眠に良いとされ始めたのかも謎ですし。

では早速、ホットミルクのなぞについて迫っていきましょう。

■ 眠れないときはホットミルクが効くというのは本当なのか?

眠れないときはホットミルクというのは有名ですよねという話をしました。
眠れないときはホットミルクを必ず飲んでいるよという人も少なくはないはず。
ではそもそもホットミルクが安眠につながるという意見の根拠としては何なのでしょうか?

ホットミルクが眠れるようになるという根拠は「トリプトファン」という
アミノ酸を摂取できるからというものです。

トリプトファンというのは体内で分解されて睡眠の質を上げるためのホルモンである
メラトニンの材料になるからであるとされています。

トリプトファンは必須アミノ酸(体内で分解による生成ができないアミノ酸)であるため、
外部から摂取することが必須です。

以上がホットミルクが良いとされる理由でした。
しかし実際にはホットミルクには睡眠の質を上げる効果はないとされています。
それを証明するのはトリプトファンの量です。

不眠を解消するために必要とされるトリプトファンの摂取量は
500mgから600mgとされていますが、ホットミルクに含まれる
トリプトファンの平均的含有量は100mlあたり40mg。

コップ一杯を200mlだとすると80mg、300mlだとしても120mgで
不眠を解消するための摂取量である500mgには遠く及びません。
そのため、ホットミルク単体で劇的な睡眠の質の変化は望めないことが考えられます。

■ ホットミルクが効果がある理由は暖かい飲み物だから?

ホットミルクが効果がある飲み物であるとされてきた理由は
暖かい飲み物であるからであるといえます。

人間は寝る前に体温が平均して1℃下がるといわれており、
それを人為的に行った場合も眠気を誘うように体ができているとされています。

そのため、あまりにも眠れない場合には意図的に体温を上げておくことによって、
睡眠を誘うことができるということになります。

そのためホットミルクを摂取しておくことで通常より体温が上がり、
容易に睡眠をとることができるということになりそうです。

■ まとめ

ホットミルクそのものが劇的な効果を発揮するというわけではありませんでしたが、
暖かい飲み物が寝る前には効果的であることが分かりました。

寝る前に冷たいものばかり飲んでいるのであれば、暖かい飲み物に変更するだけで
睡眠の質は劇的に変化するかもしれませんね。参考になればと思います。

 

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